くらてんコラム~秋の夜空の案内図「秋の四辺形」

夏を象徴する図形である「夏の大三角形」が西の空へ移動する頃、東の空には新たな図形が形作ります。
それが、「秋の四辺形」です。

ペガスス座のマルカブ、シェアト、アルゲニブ、アンドロメダ座のアルフェラッツ。
4つの2~3等星の星々が結ぶ四角形が、「秋の四辺形」です。

しかし、これらの4つの星たちは夏の大三角形ほど明るくありません。
特に明かりのある街中では、よく目を凝らしてみることがポイントです。
4つの星は、完全な正方形ではなく、少しいびつな形をしているのも特徴です。

四辺形は、秋を象徴する図形であるとともに、星空巡りのスタート地点です。

四辺形を見つけたら、その周りの星々にも目を向けてみましょう。
ペガスス座やアンドロメダ座など、秋を代表する星座が広がっています。
アンドロメダ座の方向には、暗い場所であれば肉眼でも見ることができる、「アンドロメダ銀河」もあります。

たった4つの星を見つけることで遠く離れた銀河までたどっていける。
それが、秋の四辺形の魅力でありおもしろさです。

秋の夜、立ち止まって夏とは違った空を眺めてみてはいかがでしょうか。
そして、夜空に浮かぶ四辺形を、自分の目で見つけてみてください。
きっと、秋の夜を彩る星々の案内をしてくれるはずです。

投稿:インターン生 sei